「夜と霧」を読みながら

 そうそう東京滞在がとても充実していたのは、
「夜と霧」ヴイィクトール・E・ フランクル著の本を一緒に持って行って、
ずっと読んでいたから。

毎日毎日その本の言葉に感動して、興奮して、
久しぶりに会えた友人たちや、
展覧会で出会えた印象深いたくさんの作品たちや、
私の人生の半分を過ごした東京や、
そんないろいろな全てが、本のおかげで、
とても綺麗なレイヤーになって鮮やかになり、厚くなって、
より一層感慨深くなっていったように思います。

ユダヤ人精神分析学者が、自らのナチス強制収容所体験をつづったその本は、
私にとって救われるよな本でありました。
人生について人間の尊厳についてとても考えさせられ、
また希望も抱けた本でありました。

一生もん。

























10日間とちょっと。



十日間ちょいの東京滞在を終えて、
大阪に戻って参りました。


グループ展に来てくださった方々、
そして展示をご一緒させていただいた作家の方々、
皆様の絵に対する真摯な態度もとても刺激になりました。
絵や絵本の深さも、またまた痛感しました。

もっともっと、いろんな事を見て、勉強して、感じて、
じっくりと進んでいこう!なんて小学生みたいな事を
考えた東京滞在でございました。





今回は、グループ展が終わってもまだ東京にいて、
奈良美智展(横浜美術館)や日本民芸館、恵比寿のギャラリー、
そして箱根までいって望月通陽展(菜の花展示室)も
観ることが出来て充実しておりました。

あっ、神宮で阪神戦も観ましたしね。負けたけど。

そしてそして、なによりも。
展示を見に来てくれた友人たち!とてもとても久しぶりに会えた人もいて、
懐かしすぎてじぃ〜んと嬉しくなりました。
美味しい台湾料理食べに行ったり、神田の老舗の蕎麦屋で飲んだり、
友人宅でご飯ごちそうになったりと、
かなりかなり私は、友人たちの優しさに甘えて、嬉しくて浮き足立って
毎日小躍りしておりました。

誕生日とクリスマスとお正月がいっぺんにきたみたいな日々。
みなさま、ほんとにありがとう。



さてさて、これからは、また地味にコツコツと仕事生活に戻ります。

に出品いたしますので、関西のかたどうかよろしくお願いします!


















「物語がうまれる一枚の絵」展

 






嘘みたいに暑い毎日ですが、お元気でいらっしゃいますか?





「まぁるい あさごはん」hiroko fujita




私は今、
小さな村に住む人々と動物たちの朝の風景を描いています。
というグループ展に絵と物語を出品するために。



期間は、8月17日(金)〜22日(水)と暑さフル回転してそな時期ですが、
心地よい世界を展示したいと思いますので、
どうかよろしくお願いします。





期間中8月21日(火)以外の日は在廊予定です。


















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